2021/03/13 22:50

コロナ禍前は公民館等で定期的にお茶教室をやらせてもらってました。一時間半位の教室で美味しい煎茶の入れ方、抹茶の点て方等をレクチャーし参加者の方たちにも実際にやってもらっていました。最初は少し緊張したような様子もありましたが徐々に会話も弾みとても楽しそうに時間を過ごしてくれるのが私も嬉しかったです。


お茶と境界

実は大昔からお茶は「境界を区切る」という意味をもっていることが伝えられています。茶の木をお家と外の境の目印にしたり、お茶を飲むことがある境を越える意味をもつとされていたのです。例えば、ある方のお宅を訪れた時、お茶を出してもらえたら、その方に受けいれてもらえたことを表したそうです。


お茶は人と人を繋ぐ

誰かとお茶を飲むというのはその方と親しくなりたい、良い関係を続けたいということになります。お茶は人と人とのコミュニケーションに潤いを与えてくれます。しかし、そうは言ってもコロナ禍の今は中々難しいですよね。でも大丈夫です。一人でゆっくりお茶を淹れてじっくりいただくことは自身との対話、自身への労いになります。どんな時代になろうともお茶は私達の味方です。